職員の自作教材紹介(第10弾):渥美先生

渥美先生の自作教材の「VSCS(車両安定制御装置)」の記事が届きました。

下の図は、一級整備士のテキストにのっている画像です。

カーブでスピンしそうになったとき、矢印がついているタイヤのところだけブレーキを自動できかせて、スピンを防止してくれるありがたい装置です。

 全部で4つのパターンがありますが、どんなときにどこにブレーキがきくのか?が勉強のポイントなので、見てパッとわかるシミュレータを作ってみました。ブレーキの作動をランプの点灯で表現しています。

中央に停車している車両(ラジコンですが…)は卒業生が置いていったポルシェで、押しボタンとは連動していませんが、ジャッキアップしてあってタイヤの向きを変えられるので右カーブか左カーブかが分かりやすくなっています。

卒業生のみなさん、がんばっていますか?ラジコンカー、大切に使わせていただいています。

なお、持ち運びに便利なように9V電池で作動するポータブル・タイプにしておきました。

といいながら、実はふつうのランプでは電気が足りず、微妙にしか点灯せず…。

なので、LEDでも回路を組んでみました。

 

これなら、9V電池でも作動します。

 

なお、ポルシェの下に敷いてある回路はこんな感じです。

ふつうのダイオードと適当なランプ(LEDでも可)とON-OFFスイッチをつなぐだけで作れるので、一級課程の人は作ってみたらいかがでしょうか?

しかし、設計図は作成していないので、自分の力でが何とかしてください…。

以上渥美先生の作品でした。いつも情報ありがとうございます(yagawa)

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  • 更新日:2020.09.11

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